住宅関連の仕事をしていた頃
大工さんが家を建てるのを見て
かっこいいなっと憧れました。
営業しかしたことない当時、
簡単にものづくりが出来ると思ってた私は
現場で大工さんに、
ここはこうやって。ああやって。っと無理難題を言ってました。
無知って怖いです…。それでも文句言わずに変更に応じてくれてた大工さんは
素晴らしい職人さんです。
自分がモノ造りをしたいと思って家具職人の道を叩いた時
なんて難しい世界なんだ!っと初めて気づきました。。。
思っているものを綺麗に形にすることの難しさと楽しさと達成感を一気に味わいました。
最初は基本の鍋敷きを作りました。これですらガタガタで、不器用だなっと痛感しました^^;
そのあとは小さな木箱、そしてスツール、文机、タンス、下駄箱 っと進化していき
立派な家具職人になるべく修業に励みました。
私は、営業トークより、黙々とものづくりをすることのほうが好きなのです
それは全ての思いが作品に出て嘘をつけないから。
上辺でごまかせないし、簡単に言い直せない、瞬時にデータを消して書きなおせない
そう、簡単に作りなおすことはできません全てが時間をかけた真剣勝負なのです。
その真剣勝負で思いを込めて作ったものは不器用でも愛情がこもっています。
これからももっとものづくりの素晴らしさをみんなに知って貰いたいです(^^♪
ご存知かと思いますがここ近年、量産家具の安価なものが好まれ(値段に魅力)
手作りの家具の価値は認めてもらえても、購入に至る人も少なく
家具職人として生計を立てていけるのはごく一部の職人さんだけになりました。
家具職人を目指すことすら諦めざるをえない状況です。
そう、目指しても仕事が無いから…。
でも何かとものづくりはしてみたくて、教室に通ったり雑誌や本で学んでいる人は多いです。
きっとアナタもそうですよね。
これを味わうと、どっぷりハマります(^^♪
もし今アナタが、家具の作り方を知りたい、日曜大工を入門したい
っとお思いでしたら、私はこの先生のDVDをオススメします。
理由は…
毎日忙しくても空いた時間に観て学ぶことが出来る
忘れても何度も繰り返し見直せる
自分のペースで進めることが出来る
そしてなにより!
ものづくり、そして道具好きなら趣味の映画を見ているような気分で
楽しんで見れます。それだけでも価値はありますね(^^♪